ゴールドカードの審査基準
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ゴールドカードの審査基準
これまでの標準的なゴールドカードの入会基準は、満30歳以上、年収500万円以上でした。ところが、近年は、入会基準を従来のヤングゴールドカードの基準、すなわち対象年齢を25歳や20歳以上に引き下げ、年収基準を明記しないゴールドカードが増えています。
たとえば、三井住友ゴールドカードの申込資格は「満30歳以上で、安定収入のある方」、三井住友ヤングゴールドは「満20歳以上30歳未満で、ご本人に安定継続収入のある方」、JCBゴールドは「原則として20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方」となっています。
それでは、年齢階層別の平均収入はどのくらいなのでしょうか。国税庁が公表する平成14年の「1年を通じて勤務した給与所得者」の統計によると、
20~24歳の平均年収は259万円(男性275万円、女性244万円)、
25~29歳の平均年収は348万円(男性380万円、女性297万円)、
30~34歳の平均年収は419万円(男性469万円、女性310万円)、
35~39歳の平均年収は478万円(男性558万円、女性305万円)
となっています。
こうしてみると、そもそも「満30歳以上、年収500万円以上」という入会基準も、30~34歳男性の平均年収よりを若干上回るにすぎないことが分かります。
さて、ゴールドカード入会時の利用枠ですが、三井住友ゴールドカードが70万~200万円、三井住友ヤングゴールドおよびJCBゴールドは50万~100万円と明記されており、カード申込時に記述した年収に応じて、入会時の与信枠はかなりの幅をもたせた設定がなされます。これは、年収があまり高くない方でも、「ゴールド会員として受け入れますよ」というカード会社からのメッセージなのではないかと思われます。
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